
「#敦子スメ」の福本敦子さんの愛用品7選。朝のお香から始める、嗅覚のご自愛とは
「ご自愛」と聞くと、頑張った日の締めくくりに自分を甘やかす、ちょっとしたご褒美を思い浮かべるかもしれません。
でもこのコンテンツで紐解いていくのは、その場しのぎのご褒美ではなく、30代から大切にしたい、明日の自分がもっと楽しみになるための"投資"の話。
読み終わる頃には、あなたの毎日に置きたい"確実に効く"一手が見つかるはずです。まずは、美容コラムニスト 福本敦子さんの朝の香りの話から。

ナチュラル、オーガニックコスメを中心に扱っている 「コスメキッチン」にて14年間勤務後、独立。 現在はフリーランスのPR、美容コラムニストとして幅広く活動中。 著書やSNS、YouTubeなどを通して、オーガニックコスメの製品や使い方アイディアの紹介はもちろん、ナチュラルな心身のケアアイディア、暮らしのヒントなどを発信している。

ビューティ系の編集・ライターとして編集プロダクションで7年間従事。マイベスト入社後は薬事法管理者の資格を活かし、医薬品や介護用品をはじめレディースインナーや寝具にいたるまで、1000商品以上に及ぶヘルスケア系の商材の検証に携わっている。
お話を聞いたのは…美容コラムニスト 福本敦子さん

今回お話しを聞いたのは、美容コラムニストの福本敦子さん。オーガニックコスメ黎明期のコスメキッチンに14年間勤め、独立後は「#敦子スメ」で数々の完売アイテムを生み出してきた、いわばこの国のオーガニック美容の目利きです。
そんな福本さんに、30代の自己投資をはじめたい読者におすすめする愛用品を7個、選んでもらいました。並べてみると見えてくるのは、モノ選びからキャリアまで一貫して働いている、福本さんの「嗅覚」。
そして「ご自愛とは、自分を甘やかすことではなく、コントロールできないことにエネルギーを割かないこと」という哲学でした。まずは、福本さんが大切にしている香りのアイテムからご紹介していきます。
メンタルだけではなくフィジカルにも。「嗅覚」を研ぎ澄ませるために取り入れる、香りのアイテムたち

――福本さんの愛用品には、香りものが多いですよね。
福本敦子さん(以下、福本) 「香りって、脳に直接働きかけると言われています。考えるより先に、感覚が動く。体をいい状態に先に持っていくイメージです」
――メンタルだけじゃなくフィジカルにも!
福本 「湿度が高くて重だるい日、満員電車、フライトのとき。そういう不快感のある場面でこそ香りを使います。気分の問題にする前に、香りでフィジカルから立て直すイメージで」
――どのように使い分けていますか?
福本 「朝はお香が欠かせません。空気がきれいな朝の時間帯に焚いて、気分を高めることがルーティンになっています。日本の夏のジメっとした暑さを乗り切るのにも香りの力を借りていますよ」
――香りや嗅覚を大事にするようになった、きっかけはありますか?
福本 「別の意味の“嗅覚”かもしれませんが、実は、私のキャリアの始まりもニューヨークの"香り"なんですよ。チェルシーのホールフーズ・マーケットのビューティーショップに立ち寄ったとき、当時の日本にはまだほとんど入ってきていなかったオーガニックコスメの独特なフレッシュな空気に触れて、『これだ』って感じました。そのときから、フライトや生理中などの、ダルさがあるときも精油などを取り入れていました」
「効果が分かりやすい」からはじめよう。福本さんの愛用品をご紹介

――今回、読者のためにアイテムを選んでいただきました。選定基準はありますか。
福本 「人におすすめするときは、”使った人がビフォーアフターを感じやすいか“を大事にしています。感覚的に“わかった”方が楽しいと思うので。
ご紹介するアイテムの中で気になったものをまず一つ手にとってもらって、効果が感じられれば2つ目、3つ目とトライしてみてほしいですね」
30代のあなたへ。"予想外"を楽しめる心の余白を

――ここまで挙げていただいたのは、どれも「自分を立て直す」ためのアイテムでした。改めて、福本さんにとってのご自愛って何ですか。
福本 「私にとってのご自愛は、自分にできることと、できないことを見極めること。そして、コントロールできないことは手放すこと。境界線を引いて、分別することが、自分を守って、心の安定を保つ鍵だと思っています」
――最後に、読者の30代働く女性にメッセージをお願いします。
福本 「計画通りにいかないことを、失敗だと思わず、面白味に変えること。私のキャリアはずっとハプニング型。NYの店先の空気、コスメキッチンとの縁、独立のタイミング——全部、予定にはなかったことです。
でも、だからこそ嗅覚を磨いておく。何が大事で、どこに自分の心地よさがあるのか、感じ取る力を信じて行動すること。コントロールできないことは手放して、できることに集中する。それが私の思う、いちばん実用的なご自愛です」
* * *
まずは明日の朝、窓を開けて好きな香りをひとつ。
——その一歩で、あなたの嗅覚を取り戻してみませんか。













