かければ眼の前に大画面! 動画も漫画も330インチで見れる最強サングラス【6商品比較】
サブスク、YouTube、マンガにSNS。時間ができたらエンタメにかぶりつく派に特報!
かけるだけで眼前に330インチの巨大スクリーンが出現する、近未来サングラスがいよいよ普通の人も楽しめるレベルになりました。
それが、今回ご紹介するスマートグラス、XREAL「Air 2 Pro」。
話題のスマートグラス6商品を比較検証した結果、6項目中、4項目の評価でNo.1を獲得。さらに、周囲が明るくても快適に視聴できるなど役立ち機能が満載!
最高のエンタメガジェットスマートグラスが「おもちゃ」を超えて、ついに暮らしフィットすると実感できた、まさにマストバイな1台です。
それではその内容について、詳しくご紹介します。
本コンテンツの情報は公開時点(2024年4月12日)のマイベストの情報をもとに執筆しております。また、本コンテンツ内の価格情報はすべて税込で表記しております

タレント「ヤマグチクエスト」として活動していたゲーム芸人。2021年にマイベスト入社後、ゲーミングデバイスの専門ガイドを担当し、250を超えるゲーミングデバイスを実際に比較検証。幼少期からゲームをプレイしている生粋のゲーマーで、現在までに500タイトル以上のゲームをプレイしている。 明治大学経営学部を卒業後、プロダクション人力舎でゲーム芸人ヤマグチクエストとして活動し、準レギュラーとして出演したテレビ東京のゲーム番組「勇者ああああ」では豊富なゲーム知識を生かしたゲームソフトのプレゼンで話題を集めた。 YouTube動画企画「ゲームさんぽ」やKONAMI主催イベント「パワプロチャンピオンシップス2017」など、様々なメディアにも出演経験あり。 マイべストではデバイスの知識とこれまでのゲームプレイの経験をもとに、ゲーマーに寄り添った記事制作を心掛けている。
スマートグラスのマストバイ:XREAL「Air 2 Pro」
今回のマストバイ、XREAL「Air 2 Pro」は、実際に見ている景色の上にディスプレイが表示される、ARグラスとも呼ばれるメガネ型の映像機器です。
両目にOLEDディスプレイを搭載しているので、スマホやPCにケーブル一本でつないでメガネのようにかけると、目前に330インチ相当の大画面が広がるというもの。気軽に使えるVRというのが一番伝わりやすいかもしれません。
新幹線や飛行機の中で映画を観たり、あるいはベッドの上でゴロゴロしながらゲームしたり漫画読んだり。ちょっとした時間でも、大迫力&だらけた姿勢でエンタメを消費できる。暮らしを楽しむことに貪欲な人にこそピッタリです。姿勢が自由なので、肩こりや腰痛対策としても有効です。
過度な期待は禁物ですが、ベッドで寝ながら漫画を読んだり、ゲーム機に繋いでゲームをしたり、動画を観たりという用途であればVRよりも手軽な分おすすめといえます。
とはいえ、気になるのは、やはり映像のクオリティ。そして、ずっとつけてて疲れたりしないかといった装着感の良し悪しです。
その点に注意しつつ、スマートグラス6商品を比較検討した結果、画質の良さ★4.44、没入感の高さ★4.50、利便性の高さ★4.61、装着感のよさ★4.29と、4項目にわたってナンバーワンの評価を得たのがXREAL「Air 2 Pro」でした。
しかも、本製品は調光機能により3段階のグラスの透過度調整が可能で、これが圧倒的に便利!明るい場所でも遮光カバーを使わずに、鮮やかな映像を楽しめます。この機能ゆえに「どこでも使える感」がめっちゃ高いんです。
じっくりエンタメに浸る場所がない、移動時間が長いといった状況にあるならば、新シーズンから劇的に暮らしを発展させるチャンスです!

OLED(有機EL)のディスプレイが採用されていて、映像がなめらかなうえに発色もよい。まるで映画館のスクリーンで映像を見ているような体験ができます。
モニター評価をしてもらう際に、初めてスマートグラスを体験する人の感動を目の当たりにできました。使う前は「あんまりよくないんじゃないの?」みたいに身構えていた人が「意外とキレイに見える!」と感動していた様子が印象的でした。
6商品使ってみてわかったXREAL「Air 2 Pro」がマストバイだった3つの理由
ここからは6商品を「画質」「没入感」から「装着感」まで6項目で徹底検証してわかったXREAL「Air 2 Pro」のおすすめの理由3つを深堀りして紹介します。
①本当に映画館級の大画面!もう「スマホで動画」には戻れない
②「3DoF対応」でVRのように画面を見渡せる! 仕事でも使えます
③どんな場所でもストレスフリー!メガネなしで使えるのも嬉しい
もっと詳しく検証方法&結果が読みたい、また、他のおすすめも知りたい、そんな人はマイベストのスマートグラス比較コンテンツもチェックしてみてください!
理由①:ガチで映画館級の大画面!もうスマホ視聴には戻れない
エンタメで活用するならば、まず気になるのが画質のクオリティ。
その点で、「Air 2 Pro」は発色、解像度、臨場感それぞれについて、男女10名の検証モニターから高い支持を受け、画質のよさ評価は6商品中トップの★4.44を獲得しています。
一般モニターの感想
- 「色合いのバランスがよく、爆発のフラッシュなども色分けできている」(20代男性A)
- 「PC画面で流れている映像の画質がそのまま反映されているような解像度のよさ」(20代男性B)
- 「想像以上に実際に映画館にいるような感覚に近くて驚いた」(20代男性C)
発色がよく映像は鮮やかで、色味も解像度もスマホやテレビで見ている映像と遜色のないレベル。アニメや映画を見ても違和感を覚えることはないでしょう。

OLED(有機EL)のディスプレイが採用されていて、映像がなめらかなうえに発色もよい。まるで映画館のスクリーンで映像を見ているような体験ができます。
また、XREALのARグラスは「HELLO!MOVIE」というアプリに接続しながら映画館で使用すると、自分の目の前にだけ字幕を映して映画を観ることができます。邦画も同様で、聴覚障害の人などに対してバリアフリー化が進んだと言えます
音質も高水準で没頭感アリ。だけど音漏れには注意
映像の迫力に欠かせない音質についても、狙ったエリアに音を届ける指向性サウンドデザインを採用した成果が出たのか、評価は★4.43と全体2位。
比較したなかには臨場感を感じにくい商品もありましたが、「Air 2 Pro」は周囲を取り囲むような音の広がりが特徴。本当に新感覚の体験で、TVよりも迫力を感じます。
一方で、音漏れが多い点には気をつけたいところ。
防音室にて、スマートグラスから30cmの距離で音楽を再生し、音漏れを測定。測定した値から部屋の騒音を差し引いたところ、9.7dBを記録。
静かな場所で隣にいる人には聞こえる程度の音が出るので、周囲に他人がいる際には、イヤホンを併用することをおすすめします。
理由②:「3DoF対応」でVRのように画面を見渡せる! 仕事でも使えます
「Air 2 Pro」の未来ガジェット感のひとつとして、欠かせないのが3DoF表示機能です。
これは、頭の向きや目線を変えてもディスプレイを空中に固定できる機能のこと。日常の空間にディスプレイが浮かんでいるような感覚は、まさに仮想空間!没入感を強く感じるポイントでもあります。
「Air 2 Pro」の場合、オプション商品であるXREAL BEAMを購入するか、アプリがインストールされたAndroid、MacBookに接続して接続する必要があるので、その点はご注意ください。
MacBookとの接続であればPC画面のディスプレイが3面、対応のAndroidスマホであれば最大5面のディスプレイを使用可能で、正直文字サイズは小さく感じはしますがマルチタスクでの急ぎ仕事なら活用できるレベルです。

別売りのXREAL BEAMを使えば、3DoF表示のほか、比較したなかではXREALシリーズにしかなかった画面サイズの調整・ブレ抑制にも対応できます。
MacBookやAndroidであれば、XREAL BEAMを購入しなくても、専用アプリ「Nebula」のインストールでこれらの機能が使えますよ。
理由③:どんな場所でもストレスフリー!メガネなしで使えるのも嬉しい
画質や没入感に加え「Air 2 Pro」はエンタメを楽しむ環境をサポートしてくれる機能も満載です。
まずは、今回取り上げた6商品のスマートグラスのうち、2商品だけにしか採用されていない、ボタンひとつでグラスの透過度を0%・35%・100%の3段階で調整できる電子調光機能。
明るい場所でも遮光カバーを使わず、快適な視聴環境を得られます。例えば、新幹線がトンネルに出たり入ったりしても問題なし。まっ昼間でもしっかりエンタメに没入できるのです。
また、メガネユーザーにとってありがたい「度付きレンズ」もオプションで装着できるように。これにより、スマートグラスを普段のメガネのように使うことができるのがありがたい!
USB-Cで接続できるので、手持ちのケーブルをそのまま使えるのもメリットです。

電子調光機能で視界がほぼ真っ暗な状態まで透過度を調整できます。遮光カバーがなくても真っ暗に近い暗さに調整できるのは「AIr 2 Pro」だけ!
ちなみに、同シリーズには「Air 2」という下位モデルがあります。電子調光こそないものの、Proと同等の画質や軽さでどこでも気軽に使えます。7,000円ほど安いので電子調光機能が不要、というならアリです。
締めつけがなく、長時間使用しても頭が痛くなりにくい装着感はお見事
ノーズパッドは中が空洞になった柔らかい素材を使用。検証の結果、ノーズパッドの中が空洞だとグラスの重みを感じにくい傾向があり、モニターからも「長くかけていても、痛みは気にならなかった」とのコメントが多数集まりました。
テンプルも細めで痛みや締めつけもなく、楽に装着できている印象です。
ただし、圧力が低い分、ズレやすいという指摘も。あくまでも落ち着いた状態で使用する、というのがベターです。
まとめ:新幹線からベッドまで、かけるだけで映画館化!エンタメ浪費派はぜひお試しを
もうちょっと安いのが欲しい!音漏れしないのはないの?という人は、ぜひこちらも合わせてご覧ください!
(執筆/マイべマガジン編集部・浅沼伊織)