ミズノ ブレスサーモゆるぬく腹巻は、真冬の寒さ対策におすすめです。メーカー独自開発の吸湿発熱素材を使用しているのが特徴。比較した商品には20分の着用で0.5℃程度しか肌の表面温度が上がらないものもあったなか、本品は平均1.62度とトップクラスの上昇率でした。温め効果が非常に高く、冬場のレジャーなどでも十分にお腹を温められそうです。通気性のよさも魅力のひとつ。腹巻きにスチームを10秒噴射し前後の湿度を測ったところ、湿気を13%も逃がせました。比較した商品には3%しか湿度が下がらなかったものもあったのに対し、蒸れにくいので厚着の日も快適に過ごせそうです。肌触りもよく、実際に試着した5人の男性モニターからは「柔らかい」「なめらか」と好評でした。タオルに近いふわふわ感で、チクチクとした刺激は感じません。ただし、一部のモニターからは「タグが気になる」との声も。肌が弱い人は、下着の上に着用したほうがよさそうです。口コミに反して全体的な締め付け感も良好ですが、生地は0.8cmと厚め。薄い洋服の下に着るとボコっと目立ってしまう可能性があり、「薄い服とは相性がよくない」という口コミがあるのも頷けます。体のラインが出にくい服装の日に着用するのがよいでしょう。独自の発熱素材を使用し、温め効果が非常に高い点は魅力的ですが、肌が敏感な人・薄着の季節も着用したい人はほかの商品をチェックしてみてください。
ユニクロ ヒートテックボディウォーマーは、薄着の日の寒さ対策におすすめです。「たいして温かくない」という口コミとは反対に、実際に20分商品を着用したところ、お腹の表面温度は平均1.39℃上昇。比較したなかには、0.5℃も上がらなかった商品もあるなか、高い温め効果を発揮しました。謳い文句どおり、生地が薄く着用感もすっきり。厚さはわずか0.1cmしかなく、洋服のラインが崩れません。スーツやワイシャツの下に着ても目立ちにくいので、ビジネスシーンで活躍しそうです。肌触りは非常になめらかで、実際に着用した5人のモニターから高い支持を獲得。「すべすべしている」「しっとりしていて心地よい」と好評でした。タグは少し大きめですが、不快に感じるほどではなく、肌への負担も少ないでしょう。一方、少し動いただけで位置がずれてしまうのは懸念点。一部モニターからは「締め付けがきつい」との声も聞かれており、人によっては窮屈に感じる場合もありそうです。体を動かすシーンには、あまり向いていません。通気性もいまひとつ。スチームを噴射後、比較したなかには約14%も湿気を逃がしたものもあったなか、本品は約8%と低く蒸れが懸念されます。薄手ながらお腹をしっかり温められるのは魅力ですが、ずれにくさ・通気性のよさも重視するなら、ほかの商品をチェックしてみてください。
グンゼ カラダにフィット 腹巻 MK1001は、着心地や快適さにこだわりたい人におすすめです。実際に着用したモニターからは「チクチクしない」「サラッとしていて肌触りがよい」との声が続出。比較した縫い目のないシームレスタイプにも並ぶ、なめらかな触り心地も好評でした。縫い目が肌にあたる違和感なく着用できますよ。「フィット感に欠ける」「すぐにズレてくる」という口コミ反し、体を動かしてもズレないフィット感を発揮。お腹に密着しつつも苦しすぎず、「締めつけず、つけていて楽」という評判どおりといえます。生地が0.4mmと薄くかさばらないので、シャツやニットの下に着てもモコモコしません。「年間を通して使いやすい素材」と謳っているだけあり、通気性もトップクラス。生地にスチームをあててどれだけ水蒸気が通過するか確認したところ、23%もの湿気を逃がしました。比較した全商品の平均が11.5%(※執筆時点)だったことを考慮すると、汗をかきやすい人でも快適に使えるでしょう。一方で、温め効果はいま一歩。20分間着用しても、お腹の表面温度は0.37℃しか上がりませんでした。比較したほかの商品には1.6℃以上も上昇したものがあったなか、物足りない結果です。防寒対策を徹底したい人は、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。
すててこねっとの腹巻きは、真冬の寒さに備えたい人におすすめです。素材には、保温性の高いウールを100%使用しています。実際に男性モニター5名で着たところ、着用からわずか20分間でお腹の表面温度は平均2.17℃も上昇しました。比較した全商品の平均が1.4℃(※執筆時点)だったなか、トップクラスの温め効果です。編み目はニットのようにざっくりと仕上げられており、蒸れにくさも高評価。実際にスチームを当てて湿度を確かめたところ、比較した全商品の平均が11.5%(※執筆時点)だったのに対し、本品は15%も湿気を逃せていました。通気性がよく、長時間着用しても不快感は抱きにくいでしょう。一方で、肌触りはいまひとつ。「素肌で直接着るとチクチクする」との口コミどおり、モニターからも「ゴワゴワしている」「弱い刺激を感じた」との声が多数寄せられました。縫い目はきれいですが、直接肌の上に身につけるのではなく、肌着の上から着用するのがおすすめです。生地は1.0cmと厚く、着用時は二つ折りにしなければなりません。伸縮性はあるものの、お腹全体を圧迫するような締め付け感が気になりました。口コミで指摘されていたように着ぶくれしやすく、モニターからは「外出時には向かない」との声も。薄手の衣類に合わせたい人には不向きといえます。着心地や着用時にボディラインが崩れやすい点は惜しいものの、お腹をしっかり温められるのは大きな魅力です。長時間着用しても蒸れにくいため、お腹の冷えに悩む人はこの機会にぜひ購入を検討してみてください。
ワシオ 極厚起毛もちはだ二重腹巻は、就寝時のお腹の冷え対策におすすめです。5名の男性モニターが20分間着用したところ、お腹の表面温度は平均1.22℃上昇。比較した商品には0.46℃しか上昇しなかったものもあるなか、独自の起毛素材により温め効果に優れていました。寒い夜に着用すれば、快眠につながりそうです。通気性も高く、スチームを10秒噴射しても湿気を15%も逃がせました。今回比較した商品の平均値11%(※執筆時点)を大きく上回っています。就寝中でも蒸れにくく、眠りを妨げる心配は少ないでしょう。モニターからは、肌触りも好評です。「ふかふかしてやさしい触り心地」「もちもちしている」などの声が挙がりました。縫い目やタグなどがチクチクするといったこともなく、長時間快適に着用できそうです。生地に伸縮性があるため、密着感も良好。激しく動いても、ほとんどずれませんでした。ただし、そのぶん圧迫感は強めです。モニターからは、口コミ同様「苦しい」との指摘がありました。「分厚くて外では着用できない」と口コミにあったように、厚さが1.0cmもあり、洋服の下に着ると凹凸も目立ちます。家で過ごすときや就寝時に着用するにはぴったりですが、日中も着用できるものをお探しなら、ほかの商品もチェックしてみてくだい。