DoggyMan ホームバーバー 洗えるコードレスバリカン
ドギーマン 洗えるコードレスバリカンは、犬用バリカンをはじめて使う人におすすめです。本体サイズが16.7cmとコンパクトで、比較した商品のなかには250g以上のものもあったことを思うと、198gと非常に軽量。持ち手にへこみがあって握りやすいところもポイントです。使っている間手に負担がかかりにくいといえるでしょう。持ちやすさに加えて、コードレスなので取り回しやすいところも魅力です。近くにコンセントがなくても使えます。切れ味も申し分なく、スムーズなカットが可能。ムラができにくく、仮にできたとしても整えやすい動かしやすさです。稼働音は57.8dBと非常に静かなので、音を気にせず使いたい人も使いやすいでしょう。使用後は分解して水洗いでき、清潔に保ちやすいですよ。ただし、掃除機はついていないので後片付けのスピーディさには欠け、15分以上稼働させると刃の温度が45.5℃まで上昇してしまった点はデメリット。とくに刃が熱くなってしまう点は、低温やけどの原因にもなるので注意が必要です。比較した商品のなかには、パナソニック ペットクラブ犬用バリカン ER807PPのように15分以上使っても38.1℃までしか温度があがらなかった商品もあったので、こちらもチェックしてみてくださいね。
Pateker グルーミングバリカンは、スムーズに刈れるコードレスタイプがほしい人におすすめです。実際にグルーミングレッスンドッグで毛ほぐしを行ったモニターからは、「あまり切れ味がよくない」との口コミに反し、「スムーズに刈り進められた」と好評。場所によっては引っかかりが見られたものの、すぐに取り除けたので大きな問題はないでしょう。動かしやすさも十分。コードレス仕様で扱いやすいうえ、219gと適度な重さで安定感がありました。ただ、比較したアーチ状で本体に凹みのある「ドギーマンハヤシ 洗えるコードレスバリカン」や「パナソニック ER807PP」には、握りやすさは一歩及ばず。長さも18cmあるため、人によっては長く使うと疲れる可能性があります。刈残しやムラについては、「1回できれいに仕上がるので、犬の負担を減らせそう」など好意的な声があがりました。特にムラの少なさは「パナソニック ER807PP」より優秀です。ただなかには、「手の角度が少しでもずれるとムラになる」との意見も。使用に慣れるまでは、仕上がりが物足りないと感じるかもしれません。怖がりにくさはいま一歩な評価に。刃が熱くなりやすいのがネックです。稼動15分後には52.2℃まで上昇し、比較したなかでも38.1℃に抑えた「パナソニック ER807PP」と並ぶと、皮膚が薄い犬には使いにくいでしょう。ただ「稼動音が大きい」という口コミに反し、62.7dBと比較的静かな点はメリット。「音が静かで怖くない」という謳い文句にもうなずけます。お手入れにやや手間がかかるのは気がかり。掃除ブラシつきで便利ですが、本体の丸洗いができないのが惜しい点です。比較したなかには、丸洗い可能で刃を外さなくても毛や皮脂汚れを洗い流せた商品があったのに対し、毎回刃を取り外す必要があります。より簡単に掃除を済ませたい人や熱くなりにくいものがほしい人は、ほかの商品を検討しましょう。
DoggyMan ホームバーバー プロフェッショナル
ドギーマン ホームバーバープロフェッショナルは、短時間できれいに仕上げたい人におすすめです。実際に使った5名のモニターからは、「刃がサクッと入り引っかかりにくい」とスムーズな使用感が好評。刃の進みのスムーズさは、比較した人気の「パナソニック ER807PP」や「ペティオ コードレスバリカン」も超える高評価を獲得しました。刈り残しやムラもほぼ見られません。細かいムラはあったものの、「再度刈り直せば調節できる」と前向きな意見が寄せられています。「バリカンの力が強くスムーズに刈れる」とパワーの強さに満足する声も。「切れ味がよい」との口コミどおり、手早くカットできるでしょう。握りやすいアーチ状で、滑り止めがついているのもうれしいポイント。ただ「重すぎる」という口コミどおり、257gと重く安定感に欠けるのは惜しい点です。比較したなかでも重量150~230g・長さ16~17cmの商品は動かしやすい傾向が。本品は15.5cmと短めなのに対し重さがあり、慣れていない人は手元のぶれが気になりそうです。怖がりにくさの評価は伸び悩みました。稼動音が70.9dBと、うるさめなのがネック。約60dBのパナソニックやペティオの商品に対し、「静音とはいえない」との口コミどおり音に恐怖心を持つ犬もいるでしょう。ただ刃の温度は上がりにくく、15分稼動させても40.5℃にとどまりました。使用後のお手入れにも手間がかかります。掃除用ブラシつきで刃の着脱可能ではあるものの、丸洗いできない点が足を引っ張りました。「被毛を逃さずキャッチ」という謳い文句どおり、切れ味がよくスムーズに刈れる点は魅力。とはいえ、静かさやお手入れの楽さを重視する人は、ほかの商品を検討してみましょう。
DoggyMan ホームバーバー エキスパートスタイル
ドギーマン エキスパートスタイルは、怖がりさんな犬のカットにおすすめです。稼働音を騒音計で測定すると53.3dBと非常に静か。比較した商品のなかには、80dB以上のものもあったことを考えると、音に敏感な犬でもカットに対して恐怖心を抱きにくいでしょう。長さ16.9cmという邪魔にならない程度のサイズも魅力で、重量は212gと若干重めですが、使ううえで負担にならないレベルです。コードレスタイプなので取り回ししやすく、引っかかりのほとんどないスムーズな切れ味のよさ。初心者でもムラのないきれいな仕上がりにしやすいですよ。また、手入れのしやすさも申し分なく、刃が着脱可能なうえ掃除用のブラシつき。手入れ用にブラシを用意する手間が省けます。ただし、刃以外の本体は水洗いできず汚れたらふきんなどで拭き取る必要があるので、人によっては手入れに手間を感じるかもしれません。加えて、15分以上使うと48.9℃まで刃が熱くなってしまったので、長時間の連続使用には不向きです。比較した商品のなかには、15分以上使っても38.1℃までしか温度があがらなかったパナソニック ペットクラブ犬用バリカン ER807PPのような商品もあるので、こちらも検討してみてくださいね。
パナソニック ペットクラブ犬用バリカンは、怖がりさんな犬を自宅でトリミングしたい人におすすめです。15分連続で稼働したあとの刃の温度は38.1℃とほぼ発熱せず。比較したドギーマンの洗えるコードレスバリカンを含む大半の商品が45℃以上を記録したなか、熱さで犬が驚いたりやけどを引き起こしたりする心配が少ないのはうれしいポイントです。皮膚が薄い犬種にも使いやすいでしょう。稼働音も静かで、実際に測ると騒音値は平均63.6dBを記録。比較したAIRROBOの商品は80dB近い騒音値だったのに対し、こちらは大きすぎません。音に敏感な犬にも使いやすいですよ。手入れの手間が少ないのも魅力です。比較したなかには刃も本体も水洗いができない商品もあったのに対し、本体をまるごと水洗い可能。掃除用ブラシも付属していて、刃に詰まった毛も払い落せます。衛生的に保ちやすいのはうれしいですね。重さ143g・長さ16.3cmとほどよいサイズで、動かしやすさも申し分ありません。アーチ型の形状が手にフィットしやすく、手元のぐらつきも感じにくいでしょう。実際に商品を使ったモニターも「スーッと軽やかに刃が進む」とコメント。多少の引っかかりはあるものの、おおむね「スイスイ刈れる」という口コミどおりの結果でした。一方、モニターからは刈り残しやムラを指摘する声も。「細い毛が絡まる」という口コミも聞かれたため、慣れるまでは部分カットからはじめてみてもよいでしょう。とはいえ、怖がりな犬にも使用しやすく、お手入れが簡単なのは大きな魅力。自宅でトリミングに挑戦したい人は、ぜひ手に取ってみてくださいね。
DoggyMan ホームバーバー プロフェッショナル コンパクト
今回検証したドギーマンの犬用バリカンは、細かい部分のカットにこだわりたい人におすすめです。コンパクトなサイズかつ軽量のため、握りやすくペンのように持てます。さらに小回りが効き、顔周りや足裏などの細かい部分にも的確に当てられました。全体カットにおける切れ味も悪くなく、小型犬であればこれ1台で全身のトリミングを行えます。またお手入れのしやすさも、優秀。刃をワンタッチで取り外しでき、内部は毛が入り込みにくい構造しています。水洗いできない点は惜しいものの、お手入れにストレスは感じません。さらに刃先の温度・稼働音も問題なく、犬への負担は少ないといえます。取り回しがよく、全体・細かい部分ともにスムーズにカットできる商品です。