Aesop サラシナ アロマティック インセンスは、ウッディな落ち着いた香りを楽しみたい人におすすめです。サンダルウッドとシナモンが特徴の香りで、実際に嗅いだモニター5人全員が「香りはよい」とコメント。比較したなかには華やかさやフルーティさを感じる商品もあったなか、本品は和の雰囲気を連想させます。香りはほどよい強さで部屋にしっかり広がりますが、つよすぎません。1本の長さは13.4cm・検証時の燃焼時間は31.4分と長く、部屋のどこにいても心地よい香りを感じられました。モニターからは「自宅で使うのに問題ない煙の量」との声が寄せられ、煙たさがほぼ気にならなかったのも利点です。片づけも楽に済ませられます。比較したほかの商品には灰が受け皿の外にぼろぼろ落ちるものもありましたが、灰の飛び散りや受け皿へのこびりつきはなく、ウェットティッシュで拭き取るだけと簡単でした。手入れを楽に済ませたい人にぴったりです。重厚感のある落ち着いた香りで、ゆったりとした気分を味わえます。片づけの手間が少ないうえに専用のお香立てが付属しており、はじめての人でも使いやすいでしょう。とはいえ上位商品にはフレッシュさやまろやかさが感じられるものもあったため、軽めの香りが好きな人はほかの商品もチェックしてみてください。
ダイソー アロマディフューザー(円柱形、ホワイト、2)は、安くて気軽に使えるものがほしい人に候補に入る商品です。比較したほかの商品には5,000円以上するものが多かったなか、こちらは執筆時点で税込770円(公式サイト参照)とかなりリーズナブル。アロマディフューザーの購入を迷っている人もお試し感覚で取り入れられます。掃除方法も布・綿棒で拭くだけと簡単で、お手入れは5分以内で完了。2時間運転したあとに気になる汚れがなかった点からも、手入れしやすいといえます。毎日のケアが推奨されている点は気になるものの、比較したなかでも人気だった「無印良品 コードレスアロマディフューザー」に並ぶほど好評でした。しかし、香りの広がりに時間がかかるのは難点。臭気判定士の協力のもと、2.5m先まで香りが届く時間を調べると、約9分半もかかりました。高評価の基準とした数値より3分近く時間がかかり、比較した商品内でも拡散スピードは遅め。ミスト噴霧量を調整する機能もなく、すぐに香りを楽しみたい人には不向きでしょう。動作音は約48dBとわずかに気になる程度。高評価の基準には届きませんでしたが、比較した全商品の平均値47.59dB(※執筆時点)と同程度の大きさで、特別音が大きいわけではありません。日中の生活空間であれば、音は気になりにくいといえます。ただし、音に敏感な人は就寝時の使用は避けるなど使用シーンを選ぶ必要がありそうです。白一色のシンプルな見た目で、デザインはおおむね好評。男女20名のモニターからは「白なのでどんな部屋にも合いそう」「インテリアに自然に馴染みそう」と好意的な声が寄せられました。ただし、チープな印象を指摘する人も。比較したなかでも人気だったのは、シンプルで高級感ある商品だったのに対し、質感や文字のフォントから安っぽさを感じた人もいました。香りの拡散に時間はかかるものの、シンプルで使いやすいものが安価に手に入るのは魅力。はじめてのアロマディフューザーとしてもおすすめです。とはいえ、香りの広がりを重視したいという人は、ほかの商品も検討してみてくださいね。
毎日白檀香は、日本古来の伝統的な香りを堪能したい人におすすめです。焚くと濃厚な白檀の香りが漂い、上品な空間を演出。実際に試したモニターからは、「深みのある、落ち着いた香り」という声もあがりました。煙が立ちづらく、部屋が煙たくなる心配が少ないところもポイント。比較したなかには煙たくなりすぎた商品があったことを思うと、視覚からも十分にお香を楽しめるといえます。燃え尽きたあとの灰は香皿にこびりつかず、処理のしやすさも優秀です。一方で、しっかり香る白檀を「強すぎる」と感じた人も。ライトな香りを好む人には不向きな印象です。とはいえ、ゆっくり燃えるため、香りを長く楽しめるのは魅力。繊細な香りの世界に触れたい人は、ぜひ一度お試しください。
TOKAIZのアロマディフューザー TAD-001は、香りの拡散力よりも、メンテナンスの楽さを重視する人に候補となる1台です。実際にお手入れしたところ、拭き掃除とボトル洗浄のみとシンプルで、かかった時間は1分未満とスピーディ。比較した同じネブライザー式の商品で必要だった、エタノールの噴霧作業もなく、掃除が億劫な人でも使い続けやすいでしょう。しかし、肝心の香りの拡散スピードは低評価に。臭気判定士の石川さんが拡散力を確認すると、2.5mの地点まで届くのに9分36秒かかりました。比較したほかの商品には3分前後で届いたものがあったなか、「あまり香りがしない」との口コミどおり。空気の流れを作りにくいため、リビングなど人の多い場所に置くのがおすすめです。「稼動音が気になる」との口コミどおり、静音性もいまひとつ。稼働音の計測値は52.5dBとやや大きく、モニターからは「ノイズのような音が気になる」との声が多く聞かれました。比較した全商品の平均53.6dB(※執筆時点)と並ぶと特別うるさくはないものの、就寝中や静かに作業したいときなどには不向きといえます。デザイン性の評価もいま一歩です。検証ではメタリック感のあるシルバーカラーを使用しましたが、「かっこいい」「スタイリッシュ」との声がある一方で、「家電感が強い」「無機質な感じ」との意見も。比較したなかではシンプルなものが人気を集めました。本品はカラー展開が豊富なので、ほかの色もチェックするとよいでしょう。コードレス式のため場所を問わずに使用できるのは魅力ですが、香りの拡散スピードや静音性を重視したい人は、ほかの商品も検討してみてください。
ゴルゴ13のお香は、クラシカルでスパイシーな香りを楽しみたい人におすすめです。検証したなかには、甘さが強いもの・仏壇で使う線香を思わせるものなど、さまざまな商品がありました。こちらは、代表的な香木のひとつである沈香を配合。ややもったりと重いニュアンスがありますが、シナモンのスパイシーさもほのかに感じられます。強さもほどほどで、使用したモニターからは「クセがない」「複雑でおしゃれな香り」と好意的な意見が寄せられました。エキゾチックな香りやスパイシーさに魅力を感じる人は要チェックです。煙の存在感が強すぎない点も魅力。細い煙がスーッと漂います。30分ほど燃え続けますが、部屋が煙くなる心配は少ないでしょう。お香そのものの香りを楽しみやすく、初心者にも適した印象です。灰がスティック状のままポトッと落ちるので、片付けもスムーズ。皿へのこびりつきがなく、傾けるだけで灰をサッと捨てられます。スティックが13.7cmとやや長めなので、大きめの香皿を用意してくださいね。価格は、約60g入り(約180本)で税込1,430円(執筆時・公式サイト参照)。1本あたり約8円と、検証したなかでも低価格で購入できます。ただし、香皿は別売りです。すぐに使えるセットタイプを検討しているなら、ほかの商品をチェックしてみてください。