ジュエリーデザイナーが長年愛用しているジュエリー制作道具12選

コクヨの昔ながらの布バインダー。昔はベージュしかなかった布バインダーも、今では赤・青・緑・ベージュと四色展開。ジュエリーのデザイン画とでき上がった作品の写真を両開きに綴じておくと、とても見やすいです。普通紙が200枚収納できるしっかりとしたバインダーリングで、ポケット付きファイルをしっかり留めてくれます。

私の場合、一番最初のページにマチつきポケットクリアファイルを入れ、そこにデザイン画を描く際のテンプレートやコンパス、定規などを入れています。他のファイルではバインダーリングが弱く、重くなると外れてバラバラになってしまいますが、こちらのものは頑丈な上ストッパーも付いているので簡単に外れることはありません。

弊社ではお客様ごとにオリジナルジュエリーを制作させていただいており、デザインをする上でどのようなものがお好みか、これまでの作品の画像をお見せすることがあります。その際はファイルを持ち歩くので、リングが外れないこちらのバインダーは大変重宝しています。重みはあるもののこれ以外のバインダーは考えられません。

REGINEのストッパー付ピンセット。さすが時計の町スイスに本社を置くREGINE。精密かつ繊細な作業をする職人のいる町で作られただけあって、普通のピンセットではつかみにくいメレダイアなども、ストッパーでしっかりつかめばOK。すり抜けることなくリングやネックレスの土台に石を乗せることが可能です。

他のピンセットではするすると小さな石は落ちてしまうので、これがないとジュエリーデザイナーはやっていけないのでは？と思うほど必要なツール。また宝石の買い付けのときも、直接石を手に取って指紋をつけるわけにはいかないので、ポケットにはいつもこちらを忍ばせています。

必要なときすぐに取り出して細部まで見ることができるので、必須アイテムとなっています。