建築家が私生活でも愛用するお気に入りアイテム7選

5年以上愛用している手帳です。スマートフォン等でのスケジュール管理にはない「あいまいさ」が作れるので、手書きを現在も利用しています。手書きのよさは「あいまい」な時間の未決定予定や検討内容を、ざっくりと書けるところでしょうか。

付属品も充実していてシンプルなつくりなので永く愛用でき、厚手の皮材質は、使い込むほどに味が出て愛着がわいてきます。

イメージ段階のスケッチや図面チェックなどに幅広く利用しています。スケッチでは鉛筆のように自在に必要な線を残し、他の線を消すことができるのでイメージの書起しに最適です。

また鉛筆のようににじみ等もなく、劣化も少ないため書類の保存も短期間であればしやすいです。同じデザインで太さがいろいろあるので、購入時には注意です。

リノベーション等の現地調査時に、室内計測をするため利用しています。コンベックス（巻尺）だと一人で部屋を図るのにとても時間がかかってしまいますが、これがあれば一人でも一瞬で計測ができます。

計画の際も室内の広さのイメージが湧かないときは、その場で打ち合わせスペースを計測し、「ここよりもどれくらい広い」や「同じくらい」等の説明ができてとても重宝しています。上位機種ではいろいろな機能がついていますが、複雑なため、入門機種のこの製品のほうが逆に扱いやすく快適です。

当事務所設計住宅でも自宅でも採用しています。コストと機能のバランスがよくできています。子機はコードレスのため、配線等の取り回しの必要もなく後設置にも適しています。

上位機種では携帯で確認ができるなど多機能ですが、来客が確認できて記録もできるという最低限の基本性能を押さえて、リーズナブルなところがお気に入りです。

自宅で愛用しています。薪ストーブにはかないませんが、ガスヒーターや床暖房とは別世界の、芯から温まる心地よさはストーブならではです。

ススを取る手入れが必要な昔ながらのヒーターですが、メンテナンスや着火も楽しみの一つです。ただ価格は高く、火力も値段ほど強くないため、ブランド代が高いなと感じますが長く利用できるのでお気に入りです。

壁に物を固定するときには、下地といわれる間柱が木造の時には必要になります。木造住宅の壁は、大抵が石膏ボードと呼ばれるネジや釘の効かない、石膏の防火材の壁でできています。DIYをやった人だとわかると思いますが、すぐネジが抜けたりするのはそのためです。

この下地チェッカーは石膏ボードの裏にある木の間柱を、壁を壊さずにセンサーで探知します。発見率は高いのですが、別の針で探すタイプの下地チェッカーと併用します。

下地センサーと併用して利用しています。この商品は壁に物理的に針を挿して下地に当たるかを見るものですが、壁に画鋲程度の穴があいてしまいます。

そのためセンサーでまず探して、下地があるとみなされるところへこの商品を挿して、最終確認をする使い方です。安価で変え針もあります。