島田翼
PrizmaXパフォーマー/ DJ
1996年生まれ。幼少の頃よりダンサーとしてのキャリアをスタートし、弱冠17歳にしてニューヨークへダンス短期留学に赴く。現在はスターダストプロモーションに所属しダンス&ボーカルグループPrizmaXのパフォーマーとして活動。その傍らでDJとしても活動し、日々アナログレコードの収集に勤しむ。ダンサーの枠を超えたクリエイティブな活動を手広く行っている。全部見る
コレクション
愛用アイテム
植田 正治 砂丘 La Mode
1,728円ここまでダンスに直結するものをご紹介しましたが、さいごにおすすめしたいものは、制作をしていて頭がいっぱいになってしまったときに、よく僕がイメージソースにしている写真集です。
鳥取県生まれの写真家、植田正治さんの「砂丘 La Mode」という作品。
僕が20歳になったときに、お世話になったスタッフさんにいただいたものです。鳥取砂丘で撮ったモノクロ作品が収録されていて、ミニマルで無機的な要素がありながら有機質な作品になっています。これは僕がものを作るときに大切にしていることで、この写真集を見るとアイデアが浮かんできます。
J Dilla Donuts
2,691円これも僕の人生に影響を与えた一枚。1990年代からアメリカのミシガン州デトロイトでトラックメイカーとして活躍していたJ Dillaという人物の、生前最後のアルバムです。
90年代はいわゆるヒップホップ黄金期とされていて、J Dillaも数々の時代を象徴する名曲を残してきました。黄金期を経て2000年代になると、彼はHipHopという音楽をさらに折衷的なものにして、新しいサウンドを再構築しました。しかしその音楽実験も途中にして、病気が発覚。命の終わりも秒読みになり、その時持ちうる全ての才能が投影された一枚。
HipHopってこんなに未来的でいいんだ、と堅いHipHopに溺れていた自分に違う選択肢を与えてくれました。これがあったから今僕はいろんなジャンルの音楽をフラットな気持ちで聴けています。死を覚悟した孤高の天才が残したアルバムを、ぜひダンサーの方々に聴いていただきたいです。
Michael Jackson Off The Wall
2,018円1979年に発売されたマイケルジャクソンのアルバムです。僕の両親が若いころよくディスコで遊んでいたというストーリーもあり、僕は幼稚園時代から70~80年代のダンスクラシックスをよく聴いて(聴かされて?)いました。
とりわけこのアルバムは父が運転する車のなかでよく流れていて、僕も大好きでした。それからしばらくしてダンスと出会い、Michael Jacksonという人物を知り、今もこうしてダンスでお仕事をさせていただいています。
僕が最初に手に入れたレコードもこのLPでした。40年近く前の作品ですが、時代を超えて語り継がれるこのアルバムは小さかった僕の人生を決定づけたし、他のたくさんのアーティストに影響を与えてきました。これからも変わらないクラシックになっていくのだと思います。
エイベックス・ピクチャーズ RIZE
3,755円これも僕の青春ダンス映画の一つです。「クランプ」というダンスのリアルなシーンの現状を題材にしたドキュメンタリーです。
ギャングになる選択しかないとされていたアメリカ西海岸のスラム街で、“ダンスをする”という選択をした若者たちの、気持ちのぶつけ合いには心打たれます。当時、純粋に楽しかったダンスが、これで生きていく、と僕のなかで気持ちが変わったきっかけの作品でもあります。
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント You Got Served
8,344円僕の青春のダンス映画です。ダンスバトルと友情をテーマにした作品で、とにかくダンスのクオリティが高すぎます。元B2Kのオマリオンに憧れていました。
僕がストリートダンスを始めた時代は女の子が多く、僕と同世代の男のダンス仲間がほとんどいなかったんです。そんなときにこれを学校の友達に見せてダンスレッスンに引きずり込んだ思い出があります。
あと、当時僕の家にはDVDプレイヤーがなかったため(時代遅れですが)、お世話になっていたダンスの先生にVHSにダビングしてもらいました。擦り切れるほど観ました。ダンサーなら絶対に観ていただきたい作品の一つです。
Apple Macbook Pro MLL42J/A
169,506円僕が高校1年生の頃から愛用しているラップトップコンピューターです。NYにも連れていきました。プリインストールされているGarageBandという内蔵のオーディオ編集ソフトで、ショーで使用する曲の編集作業をしたり、高校時代は学校の課題だったプレゼンテーション資料を作ったりして、たくさんの思い出が詰まったMacbookです。
現在ではこういった記事の執筆や、Logic pro X、Maschineといったソフトで楽曲制作をしています。クリエイティブな作業が求められるダンサーにとってはとても使いやすいコンピューター。
今はさらに軽量でコンパクトなモデルが出ており、そろそろ自分も新しくしたいと思っています。カフェにいても僕と同じモデルの古いMacbook Proを使う人はほとんど見かけなくなりました。
