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AQUOS R7をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

美しいデザインとパフォーマンスの高さが話題のAndroidスマホ、AQUOS R7。インターネット上では「バッテリーの持ちがよい」と評判です。しかし、「ズーム撮影の画質がいまひとつ」などの口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?


今回はその実力を確かめるため、以下の6つの観点で検証・レビューを行いました。


  • カメラ性能
  • 処理性能
  • 画面性能
  • バッテリー性能
  • 熱のこもりにくさ
  • 付加機能

さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のAndroidスマホとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、Androidスマホ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

2025年11月19日更新
高山健次
ガイド
元携帯電話販売員/マイベスト 通信会社・通信キャリア担当
高山健次

大手家電量販店出身で、7,000人以上に携帯電話の販売や通信サービスの契約を担当。主要な通信会社の料金プランや販売機種をすべて把握し、その豊富な知識で店舗販売ランキングにおいて個人表彰もされている。 その後マイベストに入社、携帯電話や光ファイバー回線キャリア・インターネットプロバイダーなどの通信会社を専門に担当しており、格安SIMやホームルーターを実際に回線契約し各社の料金プランや通信速度の比較を行うとともに、モバイルだけでなく10社以上の戸建て・マンション向けの光回線の通信速度・速度制限も調査している。 また自身が行う検証の中で通信会社の公表値と異なる数値も発表、わかりにくいと言われる通信サービスだからこそ、理解しやすく信頼できるコンテンツの企画制作を心掛けている。

高山健次のプロフィール
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本コンテンツに記載の検証結果は2024年03月までの情報です

目次

はじめに結論!重いゲームや動画もサクサク楽しみたい人におすすめ。処理性能が高く画質もきれい

AQUOS R7は、重い3Dゲームもサクサク快適にプレイしたい人におすすめです。ベンチマークアプリを用いて処理性能を調べたところ、スコアはなんと約96万点を記録。比較したなかでは30万点前後の商品はゲームプレイでカクつきやすい傾向がありましたが、こちらは重くなりがちなゲームプレイもサクサクこなせるでしょう。


カメラの画質も良好です。「輪郭がくっきり見える」「しっかりと色がわかる」と、解像感や発色がモニターから高評価。暗所撮影ではノイズが少し気になるものの、比較した商品には白飛びしてしまうものもあったなかで明暗差をきれいに表現できました。一方「ズーム撮影の画質がいまひとつ」という口コミどおり、ズームでの解像感は少し低めです。


動画の撮影性能も優れています。手ブレをしっかり抑えられるため、モニターからは「被写体が動いても安定して捉えられる」という意見が挙がりました。リフレッシュレートは最大240Hzと比較した商品のなかではかなり高く、動画や素早いスクロールでも素早い動きを表現できるでしょう。


口コミに「バッテリーの持ちがよい」とあるように、バッテリー性能も高評価。YouTubeを6時間再生しても残量が67%あり、外出先で長時間動画を楽しみたいときにも向いています。また「高いCPU性能を維持したまま発熱の抑制」という謳い文句どおり、負荷のかかる動作でも発熱しにくい点がメリットです。


価格はだいたい13~20万円ほどで、比較したなかでは高価格。ハイエンドモデルだけあり、おサイフケータイや画面内認証などの便利機能も充実しています。価格は高いですが、複雑な処理もスムーズにこなせる性能の高さが魅力の商品です。もしカメラの画質によりこだわりたい場合は、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。

AQUOS R7とは?

AQUOS R7とは?

AQUOS(アクオス) R7は、2022年7月にシャープのAndroidスマホのフラッグシップモデルとして発売されたモデル。NTTドコモの5G SAに対応していて、前世代のAQUOS R5Gのハードウェア最高速と比べて、ダウンリンク2.5倍・アップリンク10倍の通信スピードを謳っています。


シャープ独自のチューニングで、性能の異なる3種類のCPUコアのマネージメントを行い、高いCPU性能を維持したまま発熱の抑制・省電力化を図る設計。SIMフリーモデルの販売は行っておらず、ドコモまたはソフトバンク2社で取り扱っているモデルです。

発売日は2022年7月。ライカ社監修の高性能カメラを搭載

発売日は2022年7月。ライカ社監修の高性能カメラを搭載
出典:jp.sharp

ライカ社の監修を受けた高性能カメラを使用しているのが大きな特徴です。スマホ用カメラとしては異例の7枚構成のズミクロンレンズを採用し、自然に美しくぼかし、暗いシーンも明るく撮りやすい設計。誰が撮ってもベストフォト賞を狙えるカメラ機能を目指しています。


オープン価格ですが、オンラインストアではドコモが税込198,000円、ソフトバンクが税込138,240円で販売しています。

価格は執筆時点・公式サイト参照

  1. 価格|オープン価格
  2. 発売日|2022年7月
  3. キャリア|ドコモ・ソフトバンク
  4. SoC|Qualcomm Snapdragon 8 Gen 1
  5. 画面サイズ|約6.6インチ
  6. バッテリー容量|5,000mAh
  7. ストレージ(ROM)|256GB
  8. メインメモリ(RAM)|12GB
  9. パネル種類|有機EL
  10. メインカメラ画素数|約4720万画素
  11. インカメラ画素数|約1260万画素
  12. 画面解像度|2730×1260
  13. 画面リフレッシュレート|1~240Hz
  14. 耐水・防水機能|IPX5・IPX8
  15. 認証機能|顔認証・画面内指紋認証

ディスプレイにはピーク輝度2000nitの明るさ、10億色の色彩階調とコントラスト2000万:1を備えたPro IGZO OLEDを使用。直射日光にも負けない明るさとメリハリのあるくっきりした画質を謳っています。

美しさと耐久性を叶えたデザイン。中央部のカメラも特徴的

美しさと耐久性を叶えたデザイン。中央部のカメラも特徴的

本体サイズは高さ約161×幅約77×厚さ約9.3mm、重量は約208g。手に馴染むフォルムとシンプルな形状にこだわっているのが特徴です。フレームには高剛性と高い排熱性能を備えたアルミフレームを使用し、美しさとタフさを両立したデザインを採用しています。


背面のカメラはあえて中央に配置することで、撮影時に目と被写体が一直線に並んで狙いやすいように設計。カラーバリエーションは、ブラックとシルバーの2色です。

前世代のAQUOS R6よりもスペックが大きく進化

前世代のAQUOS R6よりもスペックが大きく進化
出典:jp.sharp

AQUOS R7は、2021年に発売されたAQUOS R6に比べてスペックが大きく進化しました。ストレージの容量が128GBから256GBに倍僧し、メインカメラの画素数も2,020万画素から4,700万画素へと大幅に増加。使用しているプロセッサもSnapdragon 888からSnapdragon 8 Gen 1へ性能が向上しています。


また、AQUOS R7はAQUOS R6が対応していなかったワイヤレス充電にも対応していますよ。


AQUOS R6のスペック

  1. サイズ|高さ約162×幅約74×厚さ約9.5mm
  2. 重量|約207g
  3. キャリア|ドコモ・ソフトバンク
  4. SoC|Qualcomm® Snapdragon™ 888
  5. 画面サイズ|約6.6インチ
  6. バッテリー容量|5,000mAh
  7. ストレージ(ROM)|128GB
  8. メインメモリ(RAM)|12GB
  9. パネル種類|有機EL
  10. メインカメラ画素数|約2,020万画素
  11. インカメラ画素数|約1260万画素
  12. 画面解像度|2730×1260
  13. 画面リフレッシュレート|1~240Hz
  14. 耐水・防水機能|IPX5・IPX8
  15. 認証機能|顔認証・画面内指紋認証

実際に使ってみてわかったAQUOS R7の本当の実力!

今回は、AQUOS R7を含むAndroidスマホ全48商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。


具体的な検証内容は以下のとおりです。


  1. カメラ性能
  2. 処理性能
  3. 画面性能
  4. バッテリー性能
  5. 熱のこもりにくさ
  6. 付加機能

解像感が高く、色鮮やかな画像や映像を残せる。逆光でもきれい

解像感が高く、色鮮やかな画像や映像を残せる。逆光でもきれい

最初は、カメラ性能の検証です。


通常撮影・ズーム撮影・暗所撮影・インカメラ撮影・動画撮影を行い、画像と映像をチェックしました。なお、通常撮影・暗所撮影・インカメラ撮影・動画撮影分はモニターが確認しており、ズーム撮影のみ撮影者が確認しています。

くっきりと鮮明に撮影できる。ノイズも少ない

くっきりと鮮明に撮影できる。ノイズも少ない

造花・刺し子糸・家のミニチュアを通常撮影したところ、「ものの輪郭がくっきり見える」と解像感の高さがモニターに好評。画質がかなり明るくて白みが強いものの、「しっかりと色がわかる」と色のコントラストに関しても高く評価されています。


細部までくっきり残せるRAW撮影(無編集・非圧縮データ)にも対応。比較した商品には、一部ではあるものの、画像全体にざらつき感が出てしまうものもありました。そのような商品に比べてこちらは、被写体をくっきりと鮮明に撮影できます。


通常撮影についてのモニターコメント

  1. 「少し明るすぎて、白系統の明るい色はグラデーションをあまり感じられなかった。ノイズはほとんどない。密集している花はきちんと表現できている」
  2. 「全体的に露光量が多くて白くなっているが、色のバランスが崩れているわけではない。輪郭はくっきりしているし、花や葉の立体感も感じられる」
  3. 「やや白みが強いが、細かい色の差分も表現できており、総合的には鮮やかな色合いを出せている。これといったノイズは見られない。広い範囲できれい。距離の異なる毛糸の1本1本まで精緻に表現できている」
  4. 「コントラストがはっきりしていて、しっかりと色がわかる。ノイズは感じない。ものの輪郭がくっきり見える」
コメントは一部抜粋

ズームで撮影すると、解像感はやや低め

ズームで撮影すると、解像感はやや低め

外光の影響を受けない室内で造花をズーム撮影したところ、「ズーム撮影の画質がいまひとつ」という口コミどおり評価は低め。自動ピントが合わず、解像感が低く感じられました。


比較したなかにはズームで撮っても画像がぼやけずに鮮明に撮影できた商品も多くあったことを考えると、やや物足りない結果です。

明暗差をきれいに表現できる。ノイズは少し目立つ

明暗差をきれいに表現できる。ノイズは少し目立つ
暗所撮影でのカメラ性能も良好。暗い室内で造花・刺し子糸・家のミニチュアを撮影すると、「明暗差のバランスがきれい」という声が寄せられています。比較した商品には全体的に暗く映ったり、白飛びしてしまうものもあったなかで明暗差をきれいに表現できているのが強みです。

一方で、「ノイズは若干目立つ」という声も。比較したなかでは暗所撮影でノイズが出てしまう商品が多く、こちらも若干ざらつき感が少し気になります。


暗所撮影についてのモニターコメント

  1. 「暗い色はところどころ潰れていて少し暗いが、ライトとのバランスはほどよくて見やすい。影にノイズが残っていて、寄りで見るとザラザラ感がある」
  2. 「明るい部分がやや強く出すぎているが、明暗さはしっかりある。背景の壁や床など影が強い部分はかなりノイズが出ている。テーブル上の光が届いている部分はくっきりしている」
  3. 「暗い部分の色味も比較的くっきり見える。ところどころノイズが見える。解像感が若干甘い部分もあるが、被写体の境界線はある程度はっきり出ている」
  4. 「明暗差のバランスが取れている。白飛び部分はギリギリまで抑えられていてきれい。ノイズは若干目立つ。解像感は上位モデルだけあってとてもよい」
  5. 「飛んでいる場所もつぶれている場所もなく、明暗差のバランスがきれい。暗いところは微妙にノイズ感があるが、気にならない。窓枠もはっきりしていてきれい」
コメントは一部抜粋

インカメラでも明るく撮れる。背景はぼやけやすい

インカメラでも明るく撮れる。背景はぼやけやすい

インカメラ撮影での性能は、高評価までもう1歩。色のバランスや明るい発色はよいですが、背景がぼやけてしまう点が気になります。モニターからも「解像感は粗め」という指摘が目立ちました。


比較したなかでも上位の商品は背景までくっきり撮れるものが多かったのに対し、広い範囲を鮮明に撮影したい場合にはやや不向きです。一方、「逆光の処理がしっかりしている」と逆光での撮影性能は人気。屋外でもきれいに自撮りをしたい人にはおすすめですよ。


インカメラ撮影についてのモニターコメント

  1. 「明るめの発色で鮮やかに見える。やや輪郭が粗く、奥の椅子はぼやけていてパキッとした解像感はない。逆光でも明るく顔色もバッチリ確認でき、しっかり撮れている」
  2. 「色味のバランスは自然。ピントが合ってる被写体でも若干ボヤッとした印象がある。逆光はかなり抑えられている」
  3. 「全体的な色味のバランスがよく、どの色も均整な発色具合。解像感は粗めで境界線がややぼんやりしている。被写体への逆光を抑えつつ、外光や照明の光も強すぎない」
  4. 「解像感は少し粗め。逆光の処理がしっかりしていて、明暗差を極端に抑えられているように感じた」
  5. 「自然な色合いではっきり発色している。少しぼやけている。逆光でもきれいに撮れた」
コメントは一部抜粋

動画撮影の手ブレをしっかり抑えられる。発色も美しい

動画撮影の手ブレをしっかり抑えられる。発色も美しい
動画の撮影性能はとても優秀。特に手ブレをしっかり抑えられる点で評価を伸ばし、モニターからは「被写体が動いても安定して捉えられる」という意見が寄せられています。比較したなかには撮影中のブレが気になる商品が半数ほどあったのに対し、動き回る被写体の撮影にも向いています。

「濃厚な発色で見栄えがよい」「解像感もかなり高い」と発色や解像感の評価も高く、大切な映像を残したいときにも活躍するでしょう。


動画撮影についてのモニターコメント

  1. 「発色のよさは感じなかったが、逆光はすぐに対応できた。ノイズは気にならない。動きもなめらかで、カクつきや粗っぽさが目立つことはない。手ブレもあまりないし、被写体が動いても安定して捉えられる」
  2. 「濃厚な発色で見栄えがよい。ノイズもかなり抑えられている。手ブレもかなり抑えられている」
  3. 「全体がやや白みがかって見えるが許容範囲。ノイズはほとんど感じられない。解像感が高く、被写体の髪の毛までかなりしっかり識別できる。手ブレ補正が効いていて、ブレの軽減がしっかりされていると感じた」
  4. 「発色が濃くて映画のよう。オレンジが強くて、映像作品としてはきれい。ノイズ自体は非常に少なめ。解像感もかなり高い。動かなければ非常にシャープだし、動いても手ブレがよく抑えられている」
  5. 「発色は自然できれい。ノイズは気にならない。逆光のときもきれいに処理していると感じた。髪や眉の形まできれいに見える解像感の高さ。手ブレは特に気にならない」
コメントは一部抜粋

はっきりとした発色でコントラストが高い。なめらかさも良好

はっきりとした発色でコントラストが高い。なめらかさも良好

続いて、画面性能の検証です。


商品のスペックを確認し、ディスプレイ方式・HDR対応の有無・リフレッシュレート・解像度をチェック。また、男女5人のモニターが商品を見て、発色の美しさ・解像感の高さ・色の繊細な違いがわかるかを検証しました。

リフレッシュレートは最大240Hz。なめらかに表現できる

リフレッシュレートは最大240Hz。なめらかに表現できる

商品を確認したところ、画面性能は非常に優れています。比較したなかではどのモデルも画面の解像度は高めでしたが、リフレッシュレートの数値が商品によって差がありました。


比較した商品ではリフレッシュレートは90Hz以上に対応した商品は画面がなめらかに見えるものが多数でしたが、こちらは最大240Hzを誇っています。素早いスクロールでも、よりなめらかに表現できるでしょう。


  1. ディスプレイタイプ|有機EL(Pro IGZO OLED)
  2. HDR|HDR10/HDR Dolby Vision対応
  3. リフレッシュレート|最大240Hz
  4. 解像度|WUXGA+(1,260 × 2,730)

細部まで鮮やかに表現できる。輪郭もくっきり

細部まで鮮やかに表現できる。輪郭もくっきり

メーカーがメリハリのあるくっきりした画質を謳っているだけあり、画面のきれいさは良好。「コントラストが高く鮮やかな発色」と、画面を確認したモニター5人全員が輪郭まで鮮やかに表現できる美しい画質を高く評価しています。


比較したなかでは8万円以上のハイエイドモデルの商品は、写真の繊細な色の違いや細部の模様まで見やすい点が好評でした。こちらも同様で、そのままでも拡大をしても細かい部分を繊細に表現できるのが魅力です。


画面のきれいさについてのモニターコメント

  1. 「発色がきれいで鮮やかに見える。解像感も高く、葉っぱの輪郭がくっきり見える」
  2. 「コントラストが高く鮮やかな発色。黒が沈むこむので、かなり満足感がある。細部まで拡大しても、建物や木々の輪郭もぼやけない。遠目で見てもシャープにくっきり映っていて、奥行きを感じられる」
  3. 「暗色もかなりはっきり発色されている。拡大なしでも細部まで表示できている。青系統の色の違いが若干弱い印象がある」
  4. 「発色は美しく、鮮やか。コントラストが高めで、黒がしっかりと締まっていて、赤も鮮やか。十分な解像感で拡大しなくてもシャープ。拡大しても細かい模様がしっかり見える。繊細な色もしっかり出せている」
  5. 「雲の切れ間や赤い葉っぱなどの発色がかなり明瞭できれい。細部まで細かく写っていて、ピンチアウトしても細かく表示される。葉っぱの写真は、日光が当たっている部分とそうでない部分で色の差がくっきり出ている」
コメントは一部抜粋

処理性能は非常に高い。重くなりがちなゲームにもおすすめ

処理性能は非常に高い。重くなりがちなゲームにもおすすめ

次に、処理性能の検証です。ベンチマークアプリを使ってスコアを計測しました。


AQUOSのフラッグシップモデルだけあり、処理性能は非常に優秀です。計測の結果、処理性能を表すベンチマークスコアはなんと約96万点を記録。高評価の基準である30万点を大きく上回るだけではなく、比較した商品のなかでもかなり高い数値です。


比較したなかでは、30万点前後だった商品はゲームプレイでカクつきやすい傾向がありました。それに比べて本品は重くなりがちなゲームや複雑な処理を行うときもサクサクこなせるでしょう。

動画もゲームも長時間楽しめる大容量バッテリー。熱もこもりにくい

動画もゲームも長時間楽しめる大容量バッテリー。熱もこもりにくい

次に、バッテリー性能・熱のこもりにくさの検証です。


YouTube動画を6時間連続再生したあと、商品のバッテリー残量を確認。また、電池残量がない状態で急速充電器に接続して30分後にバッテリーが何%まで充電できているかを確認して充電速度をチェックします。


15分間スマホに負荷をかけるアプリを使用し、発熱しているかどうかをサーマルカメラを使って温度を測定し、熱のこもりにくさを検証しました。

6時間動画を見ても、バッテリーは67%残った。充電速度も十分

6時間動画を見ても、バッテリーは67%残った。充電速度も十分

バッテリーは5,000mAhを謳っているだけあり、バッテリー性能も満足できる結果でした。YouTubeを6時間再生したあとの残量は67%で、高評価の基準である40%よりも多く残っています。「バッテリーの持ちがよい」という口コミどおりの評価です。


比較したなかでもハイエイドモデルは、高性能なため電力の消費が大きくバッテリーの持ちがよくない傾向がありました。それに対してこちらは、高性能でありながらバッテリー持ちがよいのがメリットです。


また、残量0%の状態から30分充電を行ったところ、電池残量は35%まで上昇しました。こちらも高評価基準の30%よりも高い数値で、充電速度も十分。比較したなかでは充電スピードはそこまで速いわけではありませんが、バッテリーの持ちのよさでカバーできるでしょう。

負荷のアプリを使用しても、発熱は控えめ

負荷のアプリを使用しても、発熱は控えめ

発熱は低めです。負荷のかかるアプリを15分間使用しても温度は41.4℃までしか上がらず、高評価の基準である40℃とほぼ同じ。比較したなかでは同じSoCを搭載したハイエンドモデルよりも温度上昇が低く、「高いCPU性能を維持したまま発熱の抑制」という謳い文句どおりの結果です。

日常で便利な機能は充実。画面内指紋認証でロック解除も簡単

日常で便利な機能は充実。画面内指紋認証でロック解除も簡単
最後は、付加機能の検証です。商品を確認し、耐久性がよく、音質に優れた使い勝手のよい機能を搭載しているかをチェックしました。

商品のスペックを確認したところ、8万円以上のハイエイドモデルだけあり、快適に使うための機能は充実。おサイフケータイ・SDカードスロット・イヤホンジャックなど、日常生活で役立つ機能はほぼそろっています


  1. おサイフケータイ|◯
  2. SD|◯
  3. イヤホンジャック|◯
  4. 生体認証|画面内指紋認証
  5. デュアルSIM|◯
  6. モード切り替え|◯
  7. 除菌|×
  8. 専用スタイラス| ×

生体認証によるセキュリティは、画面内指紋認証を採用。比較した商品では画面内指紋認証を搭載したものは指を大きく動かさずに簡単にロック解除できる傾向があり、こちらも同じです。生体認証は指紋認証と顔認証で選べるので、自分が使いやすい方法でプライバシーを保護できますよ。

AQUOS R7の価格比較

※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。

販売中のショップが見つかりません

AQUOS R7はどこで売っている?

AQUOS R7はどこで売っている?

AQUOS R7の取扱店舗は、ドコモ・ソフトバンクのショップです。オンラインストアでの値段は、ドコモ税込198,000円、ソフトバンクは税込138,240円。分割払いや一括払いなどご自身に合わせた料金プランを選べるので、それぞれのショップでぜひ相談してみてください。

価格は執筆時点・公式サイト参照

カメラ性能によりこだわるなら、こちらの商品もおすすめ

最後に、ズームやインカメラでもきれいに撮影できたAndroidスマホをご紹介します。


SAMSUNGのGalaxy S23 Ultraは、手軽にメモやスケッチがしやすいスタイラスSペンを内蔵。カメラ性能がとても高く、ズームで撮影してもズームとは思えないほどの解像感の高さを発揮しました。Dolby Atmosに対応のステレオスピーカー搭載で、迫力のある動画を楽しみたい人にもおすすめです。


Google Pixel 8 Proは、トリプル背面カメラシステムで鮮明な自撮りと精細なクローズアップ撮影ができると謳っています。謳い文句どおりインカメラによる自撮り撮影では、背景の隅々まではっきりと撮影できました。処理性能も非常に高いので、高グラフィックのゲームプレイにうってつけです。

Samsung
Galaxy S23 UltraSM-S918

Galaxy S23 Ultra 1
Galaxy S23 Ultra 2
Galaxy S23 Ultra 3
Galaxy S23 Ultra 4
Galaxy S23 Ultra 5
Galaxy S23 Ultra 6
Galaxy S23 Ultra 7
参考価格
102,000円
参考価格
102,000円
CPUSnapdragon® 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy
取り扱い事業者ドコモ、au、SIMフリー
OSAndroid
Dolby Atmos
対応バンドドコモ系回線、au回線
対応OSAndroid
SoCSnapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy
aptX
充電端子Type-C
リフレッシュレート120hz
冷却機能
メインメモリ(RAM)12GB
ストレージ(ROM)256GB、512GB、1TB
バッテリー容量5,000mAh
画面サイズ6.8インチ
画面サイズ6.8インチ
RAM12GB
画面解像度3088×1440
ROM256GB
最大画面リフレッシュレート120hz
バッテリー容量5000mAh
ディスプレイ種類有機EL
Bluetooth機能
急速充電可能
5G対応
テザリング対応
NFC対応
カメラ画素数2億画素
ハイレゾ対応(Ldac)
メインカメラ(広角)画素数約2億画素
超広角カメラ画素数約1200万画素
解像度QHD+(3216×1440)
望遠カメラ画素数約1000万画素
深度カメラ画素数
インカメラ画素数約1200万画素
最大ビデオ撮影解像度UHD 8K
複数レンズ4眼
本体サイズ高さ163.4×幅78.1×厚さ8.9mm
スローモーション撮影可能
本体重量234g
夜景補正対応
手ブレ補正対応
防水機能(IPX5、IPX8)
防水等級IPX5、IPX8
防塵機能
セキュリティ認証顔認証、画面内指紋認証
おサイフケータイ対応
ワイヤレス充電対応
急速充電対応
MHL対応不明
ワンセグ・フルセグ対応
ハイレゾ対応
イヤホンジャック対応
スピーカーステレオ
SDカード対応
eSIM対応
デュアルSIM対応
SIMフリー対応不明
SIMサイズnanoSIM
GPS機能不明
折りたたみ可能
専用スタイラスペン対応不明
複数アプリ同時表示数不明
サブディスプレイサイズ不明
スマイルシャッター対応不明
手のひらシャッター対応不明
折りたたみスタイル不明
ディスプレイ比率不明
7.81cm
高さ16.34cm
厚さ0.89cm
本体重量約234g
付属品S ペン SC07、SIM 取り出しツール、USB ケーブル(C to C)、クイックスタートガイド、データ移行用試供品取扱説明書
製造国不明
対象不明
特徴カメラ性能が高い
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Galaxy S23 Ultra

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Google
Pixel 8 Pro

Pixel 8 Pro 1
Pixel 8 Pro 2
Pixel 8 Pro 3
Pixel 8 Pro 4
Pixel 8 Pro 5
Pixel 8 Pro 6
Pixel 8 Pro 7
Pixel 8 Pro 8
Pixel 8 Pro 9
Pixel 8 Pro 10
参考価格
135,000円
カラー
Bay
Obsidian
Porcelain
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カラー
Bay
Obsidian
Porcelain
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参考価格
135,000円
カラー
Bay
Obsidian
Porcelain
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カラー
Bay
Obsidian
Porcelain
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取り扱い事業者ドコモ、au、ソフトバンク、SIMフリー
OSAndroid
対応バンドドコモ系回線、au系回線、ソフトバンク系回線
SoCGoogle Tensor G3
充電端子Type-C
メインメモリ(RAM)12GB
ストレージ(ROM)128GB、256GB、512GB
バッテリー容量5,050mAh
画面サイズ6.7インチ
画面解像度4K(3840×2160)
最大画面リフレッシュレート120Hz
ディスプレイ種類有機EL
Bluetooth機能
5G対応
テザリング対応
NFC対応
メインカメラ(広角)画素数5000万画素
超広角カメラ画素数4800万画素
望遠カメラ画素数4800万画素
深度カメラ画素数不明
インカメラ画素数1050万画素
最大ビデオ撮影解像度4K
複数レンズ3眼
スローモーション撮影可能
夜景補正対応
手ブレ補正対応
防水機能
防水等級IPX8
防塵機能
防塵等級IP6X
セキュリティ認証指紋認証、顔認証
おサイフケータイ対応
ワイヤレス充電対応
急速充電対応
MHL対応不明
ワンセグ・フルセグ対応
ハイレゾ対応
イヤホンジャック対応
スピーカーステレオ
SDカード対応
eSIM対応
デュアルSIM対応
デュアルSIMの種類SIMカードとeSIM利用
SIMフリー対応
SIMサイズnanoSIM
GPS機能
折りたたみ可能
専用スタイラスペン対応
複数アプリ同時表示数1
サブディスプレイサイズ不明
スマイルシャッター対応
手のひらシャッター対応
折りたたみスタイル不明
ディスプレイ比率縦長
ディスプレイのアスペクト比20:9
ベンチマークスコア約104万点
かこって検索対応
翻訳通話対応
対面翻訳対応
翻訳表示対応
被写体削除加工対応
傾き補正生成対応
文字起こし対応
ボイスレコーダー要約対応
価格帯ハイエンド
7.65cm
高さ16.26cm
厚さ0.88cm
本体重量213g
付属品USB-Cケーブル(USB 2.0)、クイックスイッチアダプター、SIMツール
製造国アメリカ
対象シニア
特徴カメラ性能が高い、画面がきれい
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